【影山製油所】 菜種油(圧搾)

¥ 2,729 (税込)

■薬品不使用の圧搾一番搾り

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商品名 【影山製油所】 菜種油(圧搾)
容量 460g
成分 国産菜種

■薬品不使用の圧搾一番搾り

出雲の菜種油は原料の菜種を焙煎、圧搾(圧力をかけてしぼること)をしてつくります。

沢山しぼれるように薬品を使うのが一般的なのですが、同所ではしぼれる量が少なくても薬品を使わない方法を選び、香りがよく酸化に強い油を手がけています。酸化に強いということは、油が悪くなりにくいということ。

例えば、天ぷらに使った後も天かすをとって差し油をすれば、最後まで使い切ることができます。健康にも経済的にも嬉しい油です。

焙煎が行われるのは早朝から。それに向けて焙煎釜を温めるため、さらに数時間前に火入れが行われます。火力の強い松の薪を使い、長年の経験をもとに火加減を調整していきます。

圧搾後、斐伊川の伏流水を使って精製、ろ過をした菜種油は生産者(産地)ごとにタンクに入れられます。徹底した管理によって、どこでつくられた菜種かを辿ることができます。


■原種から育てる希少な菜種

昔の家庭では当たり前に使われていた国産の菜種油。原料である菜種は今、99%以上が輸入品ということをご存知でしょうか。影山製油所ではそのわずか1%に満たない国産菜種をしかも原種から栽培しています。安心安全な菜種油を提供するため、種づくりから始めます。

育てるのは貴重な国産品種「ななしきぶ」。菜種は交雑しやすい植物なので、花粉を運ぶ虫が入り込めない隔離圃場(ネットハウス)で育てることで品種の特性を守っています。こうしてできた種子は契約農家での栽培、乾燥、選別を経て、同所に戻り搾油されます。

種から菜種油ができるまで、4年という長い月日がかかります。

1年目:秋に隔離圃場で原種を播く
2年目:隔離圃場で6月に収穫。原種増殖圃場で原種を播く
3年目:原種増殖圃場で6月に収穫。契約栽培農家(島根・滋賀・北海道・鳥取)で種播き
4年目:契約栽培農家で菜種を収穫、搾油


■それは子供たちのために

出雲はその昔、江戸時代から続く菜種油の生産地でした。しかし輸入品の増加によって、菜の花畑も製油業者も減っていったそうです。そして今、この地域で伝統製法で菜種油をつくるのは、影山製油所だけ。

子供たちが安心して口にできるものをという思いのもと妥協することない食油づくりを続けています。同所の菜種油は保育園の給食に使われています。また本物に触れる機会をと、小学校の社会科見学の受け入れもしています。次世代へ残したい、食べてほしい菜種油がここにありました。

(引用/https://store.yamatostyle.com/wp-admin/post.php?post=543&action=edit)